● その他

●サンダーフォースV (テクノソフト 1997-07-11)

　昔X1で「ザンダーブォーーズ」とか言ってたソフトがついにポリゴン化して次世代機に登場した。自由な角度で撃てるビームと、非常に素晴らしい音楽が人気で、のちにプレミアがつくほどのソフトになった。

★ダークシードII (ビーファクトリー 1997-08-29)

●ストリートファイターコレクション (カプコン 1997-09-18)

　スパII、スパIIXと、ストZERO2が一本になったソフト。特にスパIIXは、3DO以外には移植されていなかったので、待望のソフトでもあった。サターンは6ボタンパッドがデフォだったので、格闘ゲームがやりやすかった。ちなみに私はこれを貸したまま紛失してしまった…。

●X-MEN vs StreetFighter (カプコン 1997-11-27)

　アーケードの同名タイトルの移植。ただのX-MENでもちょっとアニメーションパターンカットとかしていたので、この2対2バトルは無理があったのか、このタイトルは拡張RAM専用タイトルになっている。拡張RAMカートリッジというのを本体に取り付けるとプレイできる。またこのカートリッジの接触が悪くてねえ…。

●七つ風の島物語 (エニックス 1997-11-27)

　ゼイラムや未来忍者で有名な雨宮慶太が、初めてゲームデザインやシナリオまで踏み込んで担当した作品。非常に独特な雰囲気、システムを持ったゲームで、簡単には説明しづらい。デザイナーが作ったゲームだけあって、フォントや、配色など非常にこだわって作られており、正直ゲーム性としてはあまり良くないが、その雰囲気だけでも買う価値のある作品。

●グランディア (ゲームアーツ 1997-12-18)

　ゲームアーツ渾身のRPG。キャッチーなキャラデザと音楽、冒険心あふれるストーリーと、行動順ゲージを見ながら戦略を立てる独自の戦闘システムなど、売れるための仕組みをこれでもかと入れてきた。その雰囲気の良さから、サターンながらも熱狂的なファンを集めた。だが実際やってみると、戦闘が長かったり、スキル上げのためにひたすらその戦闘をしなきゃいけなかったり、どうにも理論先行な印象があった。

●I.Q (SCE 1997-01-31)

　だんご三兄弟で有名な佐藤雅彦氏の手がけたゲーム。謎のキューブの上を走って、特定のキューブを消したりするアクションパズル。暗い空間にキューブが浮いてるシュールな画面と、謎に壮大な音楽や効果音のギャップを楽しむ。正直ゲームとしては面白くなかった。弟が良く、プレイヤーがミスった時の「おおおう」という声を真似していた。

★ファイナルファンタジーVII (スクウェア 1997-01-31)

●ブシドーブレード (スクウェア 1997-03-14)

　スクウェアが送り出した3D剣劇格闘ゲーム。ただ、サムスピや月華のような、ストIIのガワ替え格闘とは大きく異なる。そもそも3D空間を走り回るゲーム性自体も異なるが、最大の違いは、剣で致命傷を負えば即死する、という事。体力ゲージを削るゲームではなく、相手の体を傷つけていき、深手を負わせて殺すのが目的だ。これこそ武器格闘だ。

★ファイナルファンタジータクティクス (スクウェア 1997-06-20)

●ストリートファイターEXplusα (アリカ 1997-07-17)

　アーケードで出た3DポリゴンストIIの移植版。プレステ用にキャラが増えたりしている。このゲームの一番熱いところは、技やコンボを試されるEXPERTモードがある事だろう。キャラごとに指定されたお題のコンボをこなしていくモードで、最後の方は人間では入力できなさそうな技がバンバン出てくるが、その分達成するとうれしい。

●ダービースタリオン (アスキー 1997-07-17)

　スーファミから次世代機へとプラットフォームを移した。正直画面とかそのへんはそんなに進歩がない気がしたが、馬をたくさんとっておけるなど、プレステなりの進化は感じた。

●グラディウス外伝 (コナミ 1997-08-28)

　家庭用独自バージョンなので、「外伝」とついているのだと思うが、アーケードで出たグラディウスIVの出来がいまいちだったので、むしろこの外伝の方が良くできていて正当続編にして欲しいくらいとの声も出た。今までのシリーズとは毛色は違うが、音楽がまたいい。

★フロントミッション2 (スクウェア 1997-09-25)

●風のクロノア (ナムコ 1997-12-11)

　スーパーマリオ的な横スクロールアクションゲームで、3D化されてはいるものの、非常に懐かしい、ある意味古き良きナムコ的なゲームだった。が、空中で何かにつかまるアクションを多用する、かなり難易度が高い作品でもあった。音楽が小沢純子(ZUNKO)さんで、いい雰囲気を出していた。

●ロックマンDASH (カプコン 1997-12-18)

　スーパーマリオがマリオ64になったような、フル3D化したロックマン。稲船氏のヘルメットロックマンと違い、ツンツンの髪の毛の男の子が主人公で、他かわいらしい女の子が出るなどキャラ性が強く、そのポップな雰囲気とあいまって、今でも信者がいるくらい人気だった。

●チョコボの不思議なダンジョン (スクウェア 1997-12-23)

　スクウェア版トルネコ。というかローグ。チョコボを主人公にして、ゲームとしては完全にトルネコ。が、若干ぬるい感はあり、ローグマニアからはあまり評価されていない。個人的には、浜渦氏の音楽が絶品だと思う。

●グランツーリスモ (SCE 1997-12-23)

　SCE、ポリフォニーデジタル社が、多額の費用と長い開発期間をかけて作り上げた、ドライブゲームの決定版。リアルな映像表現や、物理演算やエンジン音表現などにこだわり、ドライビングシミュレータとしての出来に力を入れていた。そのため、リッジレーサーやデイトナUSAなど、他社の娯楽レースゲームとは完全に棲み分けされ、リアルな車好きにもウケる大ヒット作品になった。

●ブラストドーザー (任天堂 1997-03-21)

　建物破壊ゲーム。各種の車(重機)やロボットを駆使して、素早く大量の建物を壊していく。非常に豪快で楽しいゲームなのだが、実はとても難易度が高く、ちゃんと考えて壊さないとクリアできないので、豪快な反面全体としてはパズルチックなところもある。

●スターウォーズ帝国の影 (任天堂 1997-06-14)

　3D視点のスターウォーズ。一応シューティングゲームなのだが、パイロット自身が地上に降りて探索するシーンも多い。で、ステージにはチャレンジポイントという隠しアイテムがあって、それを集めるのが裏の目的なのだが、とにかく置いてあるところが鬼畜で…。崖から飛んで、背中のロケットベルトの燃料切れギリギリまで飛んだ先にある岩山に一個あるとか、絶対それ気づかないだろ的な置き場所ばっかり。

★スターフォックス64 (任天堂 1997-04-27)

★007ゴールデンアイ (任天堂 1997-08-23)

●ファミスタ64 (ナムコ 1997-11-28)

　大手サードメーカーがN64への参入を渋っている中、珍しくメジャーなタイトルで出たソフトがこれ。ゲームの内容はごくオーソドックスなファミスタなんだけど、4人で遊べるおまけゲームがあって、これが熱かった。特に雪合戦ゲームは楽しいので、むしろ私の中ではこのソフトは雪合戦ゲームだった。

●ヨッシーストーリー (任天堂 1997-12-21)

　スーファミのヨッシーアイランドの続編。ゲーム性は結構変わっている。地味に面白いのだが、地味すぎて、評価は低い。特にスーファミにおけるアイランドが高評価だっただけに、反動で叩かれている。音楽は実は素晴らしい。このソフトは、任天堂の分納性の弊害がもろに出たので、小売り店には悪夢のような存在として知られている。

　＜セガサターン＞天外魔境 第四の黙示録、ダイナマイト刑事、ぷよぷよSUN、真説サムライスピリッツ 武士道列伝、リアルサウンド～風のリグレット～

　＜プレイステーション＞ナムコミュージアム5、クーロンズゲート、FF4、ザ・コンビニ、マリーのアトリエ、ワールドサッカー　ウイニングイレブン'97、アーマードコア、サガフロンティア、モンスターファーム、ブレスオブファイアIII、FF7インターナショナル、ワールドネバーランド、ナムコミュージアムアンコール、マジカルドロップIII よくばり特大号、アインハンダー、フロントミッションオルタナティブ、テイルズオブディスティニー

　＜Nintendo64＞ドラえもんのび太と3つの精霊石、時空戦士テュロック、スーパーマリオ64振動パックバージョン、がんばれゴエモンネオ桃山幕府のおどり