メーカー	カプコン	発売日	1992-07
機種	アーケード	ジャンル	シューティング
評価	★★☆☆☆

突然出てきた単発縦シューティング。地味なゲームだが、ポッドの使い方を工夫することが出来るのか゛良い。

　● ザースとは関係ないと思う

　また地味なタイトルを取り上げるね、ほんと…。
　バース。と聞くと、阪神のあの人を思い浮かべる人もいるかも知れないが、そのパースとはあまり関係がないように思う。わかんない。本当はあるのかも知れない。
　バースはカプコンの縦シューティングゲームで、わりとひっそりと出てひっそりと消えていったという感のある作品だ。
　大きな特徴もなく、1942シリーズの亜流くらいの印象しかない。

　で、このゲームは「ポッド」という、R－TYPEでいうビットのような補助装備をつけられる。このポッドのタイプを、ゲーム開始時に2種類から選べる。くるくる回るポッドと、前方固定ポッドだ。
　私は、前方固定ポッドを愛用していた。R－TYPEのフォースみたく、自分の前面にポッドがつき、弾とかは全部消してくれる。これは明らかに強い。障害物の無い縦シューで、弾消しポッドが正面についているのはかなり強力だ。何しろ、ボスが弾をバラまいてきても避ける必要ないからね。正面でじっとしている方が安全。

　じゃあ前方固定ポッド無敵じゃん、と思うかも知れないけどそうでもない。実際には、ポッドじゃ消せないレーザーなどを撃ってくる敵も結構いるし、後方から敵が現れたりする事も多い。さすがに後方からの攻撃には無力である。だから、現実にはポッドがあっても死ぬ時には死ぬ。

　あとこのゲームのちょっと面白いところは、ボムの蓄積システムね。この手のゲームのお約束で、使うと画面内に大ダメージというボムが搭載されているんだけど、このボムを自分で増やせる。レバーをぐるぐる回していると、だんだんゲージがたまってきて、MAXになると1個分のボムになるという仕掛けだ。
　だからこのゲームのプレイヤーは、ちょっと間が空くとレバーを回している。気合入った人は、超高速でガーッと回し続けている。はたから見ると、気持ち悪い。

　ま、そんな感じで、稼動期間も短いし移植もされなかったので、みんな知らないだろうけど、私は微妙に好きだったゲームという事で取り上げてみた。